WordPressの初心者から中級者におすすめのレンタルサーバー3選
10年以上に渡って様々なサーバーをレンタルしてきた管理人がWordPressを使うならこれがおすすめというレンタルサーバーを紹介します。
ある程度経験豊かな中級者には勿論、これからWordPressを使うといった初心者にもおすすめのレンタルサーバーです。
今やWordPressは、ブログを書くにしてもホームページを作るにしても、またアフィリエイトを行うにしても欠かせないツールとなりました。必須のツールと言っても過言ではありません。
しかし、せっかく優れたブログやホームページを作っても、ページを開けたり遷移させたりするのに時間がかかってしまうとユーザーは簡単にサイトを離れてしまいますし、サーバーのレスポンスが遅いと、ブログの更新作業などにも無駄な時間がかかってしまい、作業効率も悪くなります。
下手にレンタルサーバー業者を選んでしまうと、頻繁にサーバーダウンが発生するといったことも発生してしまいます。これではせっかく作ったサイトも宝の持ち腐れです。
そこで、ここでは、WordPressを使うならおすすめのレンタルサーバーを厳選して紹介。今、最もおすすめできるレンタルサーバー3つを紹介したいと思います。
WordPressを使う場合のレンタルサーバー選びのポイント
まずは、WordPressを使う場合のレンタルサーバー選びのポイントを整理します。
容量・転送量は十分か
容量とは、ホームページ(記事や画像、WordPressなどのプログラム)を格納しておくスペースで、転送量とは、ユーザーとのデータのやり取り量です。
基本的には大きければ大きいほど良いということになりますが、容量・転送量が大きくなれば料金も比例して高くなりますので、将来の予想を含めて自分のサイト運用に問題ないものを選ぶのがポイントです。
読み込み速度が速いか
サイトの読み込み速度が速いとユーザーにストレスを与えないだけでなく、WordPressを使った記事の作成などの作業効率も高くなります。また、Googleの評価も高くなり、SEO対策としても有効です。
速度が速いかどうかを確認する方法としては保存ディスクがSSD化されているかどうかが一つの目安となります。
まだ内臓ディスクを回転させるHDDタイプが多い中、進んでいるレンタルサーバーでは、USBメモリなどと同様にメモリーチップを内蔵した記録媒体であるSSDを使用しているところもあります。
SSDは、データの読み書きを高速で行えるため、WordPressをストレスなくスムーズに動作させることができます。
WordPressのインストールが簡単にできるか
ワンクリックでWordPressのインストールができるサービスです。最近は、WordPressが扱えるレンタルサーバー業者の殆どが、簡単インストールサービスを提供しています。
WordPressで作ったサイトが複数運営できるか
WordPressが使えるサーバーであることが前提ですが、ブログやホームページを作り始めると、経験上、複数のサイトを持ちたくものです。
こういったときに、様々なサイト作りにトライできる十分な環境を備えていることが重要になってきます。
無料独自SSLはあるか
独自ドメインやサブドメインを用いて、サーバーとユーザ間のデータを暗号化する技術です。セキュリティ強化に繋がるためGoogleも推奨しています。
Googleが推奨すると告知してからは、無料独自SSLを提供するサーバー業者が増えてきました。また、これに伴い、殆んどのサイトが独自SSL化する傾向にあります。
独自SSL化すると、ホームページのhttpで始まる部分がhttpsとsがつくようになります。
以下は、
・容量や転送量が十分で
・データの読み込み速度が速く(SSD対応)
・WordPressのインストールが簡単にでき
・複数のWordPressサイトが運営でき
・独自SSL化に対応しているもの
を前提におすすめのレンタルサーバーを紹介しています。
WordPress初心者から中級者におすすめのレンタルサーバー3選
エックスサーバー
エックスサーバーは、最もおすすめできるレンタルサーバーの一つです。当サイトもエックスサーバーを利用しています。
プランには、X10、X20、X30とありますが、個人で使用するならX10で充分です。
運用サイト数も160万件を突破と、実績もあり、 コストパフォーマンスに優れたサーバーとしてブロガーやアフィリエイターにも人気のレンタルサーバーです。
仕様 | X10 |
ディスク容量 | SSD (200GB) |
転送量(1日) | 70GB |
MySQL | 50個 |
マルチドメイン | 無制限 |
サブドメイン | 無制限 |
無料独自SSL | ○ |
簡単インストール | ○ |
月額費用 | 900円(税抜)~ |
試用期間 | 10日間 |
ちなみにMySQLとは、WordPressを動作させるために必要なデータベースです。簡単に言うと、MySQLが50個あるとWordPressを50個動作させることができます。
mixhost
MixHostは、エックスサーバーの強力なライバルとも言えるレンタルサーバーです。
プランには、スタンダードプランからエンタープライズまでありますが、エックスサーバーのX10に該当するのが、スタンダードプランです。個人で使用するならスタンダードプランで充分です。
転送量が月間2TB(テラバイト)というのは、アクセスが一時的に1日に集中し、1日の転送量が70GB以上あるような場合に配慮されています。
ちなみに、通常は、月間100万PV以上なければ2TB(1日70GB)は超えません。
尚、Mixhostは、高速WEBサーバーソフトであるLiteSpeedを採用しているためより速いレスポンスが期待できます。
サーバーの安定性もエックスサーバー同様、99.99%以上の稼働率を誇ります。
仕様 | スタンダードプラン |
ディスク容量 | SSD (150GB) |
転送量(1日) | 2TB(月間) 1日換算約67GB |
MySQL | 無制限 |
マルチドメイン | 無制限 |
サブドメイン | 無制限 |
無料独自SSL | ○ |
簡単インストール | ○ |
月額費用 | 880円(税抜)~ |
試用期間 | 10日間 |
カラフルボックス(ColorfulBox)
カラフルボックス(ColorfulBox)は、コストパフォーマンスに優れたレンタルサーバーです。SSDストレージを採用し、高速WEBサーバーソフトLiteSpeedを採用しているにもかかわらず、月額480円から利用できます。
エックスサーバーやmixhostと同等のプランは、BOX2になりますが、通常は、BOX1でも十分です。
仕様 | BOX1 |
ディスク容量 | SSD (30GB) |
転送量(1日) | 1TB(月間) 1日換算約33GB |
MySQL | 無制限 |
マルチドメイン | 無制限 |
サブドメイン | 無制限 |
無料独自SSL | ○ |
簡単インストール | ○ |
月額費用 | 480円(税抜)~ |
試用期間 | 30日間 |
BOX2では、150GBあるSSD容量ですが、BOX1では、30GB。少ないのではと不安に思うかもしれませんが、30GBもあれば、平均1MBのホームページであれば3万ページほど作れてしまう計算になります。
転送量もしかり。同じく1MBのページであれば、1日3万PVでも問題ありません。後にアクセス数が増えた場合は、必要に応じてプラン変更も簡単にできます。
まとめ
以上、WordPressを使うなら初心者から経験豊かな中級者におすすめのレンタルサーバー業者3社を紹介しました。
管理人も、昔はサーバーってどこも変わらないだろうと格安サーバーを中心に契約していましたが、それは間違いでサーバーによって性能は大きく変わってくるものです。
まだ、アクセス数が少なく、格安サーバーで構わない時期もありますが、いずれアクセス数が増えてくるとレンタルサーバーを変更することになり、WordPressの移行といった面倒な作業も発生してしまいます。
特に、ブログやアフィリエイトで収益を上げていきたいと考えている場合は、Google対策も必須です。Googleの評価でレスポンスの速さや独自SSL化が優遇される訳ですので、サーバーもそれなりのものを使うことをおすすめします。
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