基本情報技術者試験(FE)
基本情報技術者試験は、高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身に付けた者を対象とした試験です。
試験のレベルは2(基礎レベル)に相当。情報処理技術者試験では、ITパスポート試験の次に優しい試験となっています。
基本情報技術者試験に合格していると情報処理に関する基本的な知識をマスターしていると評価され、就職や転職にも有利に働きますので情報処理関連の会社に身を置くならぜひ取得しておきたい国家資格です。
特にIT業界は慢性的な人手不足状態が続いていますので、どこの企業も人材を確保したいと思っています。より希望に近い企業から内定をもらいたいなら、基本情報技術者試験やITパスポート試験の資格を取得をおすすめします。
基本情報技術者試験に合格することで、レベル3(ミドルレベル)の応用情報技術者への道も開けてきます。
基本情報技術者試験
基本情報技術者試験は、高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身に付けた者を想定し試験が実施されます。
基礎レベルとはいえ、受験者の5人に4人は不合格となる試験ですのでそれなりの準備が必要ですが、市販の参考書などを使って独学で学習しても合格は可能です。
受験資格
年齢・性別・学歴に関係なく、誰でも受験できます。
試験日時・試験の方法
受験の申し込み受付期間
春期試験:例年、1月中旬~2月中旬
秋期試験:例年、7月中旬~8月中旬
試験日
例年、春期試験は4月の第3日曜日
例年、秋期試験は10月の第3日曜日
に実施されます。
⇒ 受験の申し込み
試験の時間
午前試験
9:30-12:00(150分)多肢選択式(四肢択一)
午後試験
13:00-15:30(150分) 多肢選択式
試験の内容
午前の試験
出題数80問/解答数80問/多肢選択式(四肢択一)
ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系から80問
※80問×1.25点で合計 100点
午後の試験
出題数13問/解答数7問/多肢選択式
合格基準
午前・午後各100点満点中、各60点が基準点です。
但し、午前の試験では足きりがありますので一定以上の得点が必要です。午後の問題が満点でも午前の問題で足切りされれば不合格となります。
基本情報技術者試験の難易度・合格率
平成29年秋期の合格率は、21.8%
例年、20~25%で推移しています。
難易度は、日商簿記検定2級くらいと思ってよいでしょう。
基本情報技術者試験の過去問や合格体験記
基本情報技術者試験の過去問
参考:基本情報技術者試験ドットコム・・・これまでに出題された基本情報技術者試験過去問題の中からランダムに出題するWebアプリです。
基本情報技術者試験合格体験記
参考:基本情報技術者試験合格体験記・・・プログラミングは日常的に行ってますが、情報学部の学生ではなくアルゴリズムや情報科学を体系的に学んだことはありませんでした。
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