介護福祉士

介護福祉士

介護福祉士は、専門的知識及び技術をもって、身体上又は精神上の障害があることで日常生活を営むのに支障がある者の心身の状況に応じた介護を行い、その者及びその介護者に対して介護に関する指導を行うことを業とする者を言います。

高齢化社会に伴い、需要の増加が見込まれるため就職や転職にも有利な資格です。受験資格の要件は厳しいものの、資格を取得すれば職に困ることはないでしょう。

介護福祉士になるには

介護福祉士になるためには国家資格である介護福祉士の資格を得て、登録を行う必要があります。資格取得をする方法として、
実務経験ルート
福祉系高校ルート
養成施設ルート
の3つがあります。

以前は養成施設を卒業すれば資格が取得できましたが、2016年4月1日以降に養成施設を卒業して資格を取得する方も、介護福祉士国家試験の受験が必要になりました。

介護福祉士試験

国家資格であり安定した給料が見込めるため、介護福祉士の試験のために勉強する方は多くなっているものの、誰でも受験できるわけではなく、特定の条件を満たした場合にのみ認められています。

受験資格(平成29年度試験の場合)

1.実務経験ルート

介護等の業務に3年以上従事(※対象となる施設(事業)及び職種での従業期間3年(1,095日)以上、かつ従事日時540日以上)し、
かつ、介護職員実務者研修を修了した方。

※対象となる施設(事業)とは、特別養護老人ホーム・障害者(児)施設・地域福祉センター、病院、診療所などです。

2.福祉系高校ルート

高校の卒業年度で受験資格が異なります。

福祉系高校に平成21年度以降に入学された方は、卒業後に筆記試験で合格すれば介護福祉士の資格取得が可能です。

福祉系高校に平成20年度以前に入学された方は、卒業後に筆記試験及び実技試験で合格すれば介護福祉士の資格取得が可能です。

また、福祉系特例高等学校に平成21年度以降に入学された方は、卒業後に実務経験を9か月以上を経過した上で筆記試験、実技試験に合格すれば介護福祉士の資格取得が可能です。尚、介護技術講習を受講されている方は、介護福祉士の実技試験が免除となります。

3.養成施設ルート

養成施設ルートは、以前までは指定の介護福祉士養成施設を卒業することで介護福祉士資格が取得ができましたが、法律の改定により、2018年1月実施試験からは指定の介護福祉士養成施設を卒業した後、介護福祉士試験を受験して資格を取得しなければならなくなりました。

※尚、2017年4月1日から2022年3月31日までの卒業生に限り経過措置が設けられています。

参考:社会福祉振興・試験センター:介護福祉士国家試験 受験資格
http://www.sssc.or.jp/kaigo/shikaku/route.html

試験日時・試験の方法

例年、筆記試験:1月下旬、実技試験:3月上旬

筆記試験:125問、5択マークシート
実技試験:5分程度の実技

試験の内容

11科目の筆記試験と実技試験が行われます。
<11科目群>
1.人間の尊厳と自立、介護の基本、
2.人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術、
3.社会の理解、
4.生活支援技術、
5.介護過程、
6.発達と老化の理解、
7.認知症の理解、
8.障害の理解、
9.こころとからだのしくみ、
10.医療的ケア、
11.総合問題

<実技試験>
介護等に関する専門的技能

合格基準

第29回国家試験では、筆記試験は総得点125点に対し、得点75点以上、かつ、11科目群全てで最低1問は正解することとなっています。

実技試験は、総得点100点に対し、得点53.33点以上となっています。尚、いずれも毎年総得点の60%程度を基準にその年の問題の難易度によって補正されます。

合格率は、第29回で72.1%でした。





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