情報処理安全確保支援士

情報処理安全確保支援士

情報処理安全確保支援士は、サイバー攻撃による社会的脅威が急速に増大し、情報セキュリティの重要性が高まっている中、人材確保のために新たに新設された資格です。情報セキュリティ系資格の最高峰の資格で一般的に登録セキスペと言われています。

従来の情報セキュリティスペシャリスト試験を情報処理技術者試験から独立させ、別制度として新設しています。

情報処理安全確保支援士の制度

出典:情報処理安全確保支援士(登録セキスぺ)制度のご紹介

情報処理系の国家資格の中で初の「士業」となる資格ですが、次のような特徴(責任や義務)を持ちます。

・情報処理安全確保支援士でない者は、情報処理安全確保支援士という名称を使用すると罰せられる。
・情報処理安全確保支援士は、情報処理安全確保支援士の信用を傷つけるような行為をしてはならない。
・情報処理安全確保支援士は、正当な理由がなく、その業務に関して知り得た秘密を漏らし、又は盗用してはならない。情報処理安全確保支援士でなくなった後においても同様とする。
・情報処理安全確保支援士は、経済産業省令で定めるところにより、機構の行うサイバーセキュリティに関する講習を受けなければならない。

尚、情報処理安全確保支援士の資格名称を名乗ることができるメリットはありますが特に独占的にできる業務が定められている訳ではありません。

但し、今後はますます需要が拡大すると考えられており、就職や転職には非常に有利になる資格であることは間違いありません。

情報処理安全確保支援士になるには?

情報処理安全確保支援士には、試験に合格するなどして登録資格を得た後、登録手続きを行うことでなることができます。

登録資格を得る方法

登録資格は、情報処理安全確保支援士試験に合格するほか、以下に該当する場合も登録資格が与えられます。

・情報セキュリティスペシャリスト試験合格者
・テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)試験合格者
但し、これは、情報処理安全確保支援士試験制度の開始から2年間の経過措置期間(2018年8月19日まで)のみ有効な制度です。

・登録セキスペ試験合格者と同等以上の能力を有する方
これは、経済産業大臣が認定または登録セキスペ試験の全部を免除した方が該当します。

登録資格を取得した後は、登録申請して登録簿へ登録する必要があります。

情報処理安全確保支援士に登録する手順

試験のレベルは情報セキュリティスペシャリスト試験と同等と言われています。

情報処理安全確保支援士試験

サイバーセキュリティに関する専門的な知識・技能を活用して企業や組織における安 全な情報システムの企画・設計・開発・運用を支援し、また、サイバーセキュリティ対策の調査・分析・評価を行い、その結果に基づき必要な指導・助言を行う者を対象写像として試験が行われます。

受験資格

年齢・性別・学歴に関係なく、誰でも受験できます。

試験日時・試験の方法

試験日

春期試験:例年、4月の第3日曜日
秋期試験:例年、10月の第3日曜日

試験の免除

情報処理安全確保支援士試験の午前Ⅰ試験については,次の1~3のいずれかを満たすことによって、その後2年間受験を免除されます。

1.応用情報技術者試験に合格する
2.いずれかの高度試験又は支援士試験に合格する
3.いずれかの高度試験又は支援士試験の午前Ⅰ試験で基準点以上の成績を得る

試験の時間と出題形式

午前Ⅰ 午前Ⅱ 午後Ⅰ 午後Ⅱ
試験時間 9:30
~10:20
50分
10:50
~11:30
40分
12:30
~14:00
90分
14:30
~16:30
120分
出題形式 多肢選択式
(四肢択一)
多肢選択式
(四肢択一)
記述式 記述式
出題数
解答数
出題数:30問
解答数:30問
出題数:25問
解答数:25問
出題数:3問
解答数:2問
出題数:2問
解答数:1問

試験の内容

出題分野・内容などは下記を参照

参考:情報処理安全確保支援士 試験要項(IPA)

合格基準

午前Ⅰ、午前Ⅱ、午後Ⅰ、午後Ⅱの試験の得点がすべて基準点の60点以上の場合に合格

合格率

合格率は、15%前後で推移しています。

受験料・登録料

受験料:5,700円
登録料:登録免許税9,000円 登録手数料10,700円

合格者の特典

情報処理安全確保支援士試験の合格者は、
・弁理士試験の科目免除
・技術陸曹・海曹・空曹及び予備自衛官補(技能公募)の任用資格
などのほか、省庁・官庁での階級評価試験として利用されており、国家公務員総合職採用試験、公認会計士試験、税理士試験などとともに最難関の試験として評価することが多いとされています。





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