アフィリエイトのジャンルを選ぶにあたって注意すべきこと
アフィリエイターであればご存じの方も多いと思いますが、2017年の12月6日にGoogleから「医療や健康に関連する検索結果の改善について」という公式発表がなされました。
DeNAが運営していた医療系サイト「WELQ(ウェルク)」などで不正確な記事や著作権無視の転用が次々と見つかり、休止に追い込まれたのも一つのキッカケのようです。
この結果、Googleの日本語検索におけるページの評価方法がアップデートされ、例えば医療従事者や専門家、医療機関等から提供されるような、より信頼性が高く有益な情報が上位に表示されやすくなりました。
これを受けて、一介のアフィリエイターが作成した健康に関する記事などは、検索結果において大きなハンディキャップを背負うことになります。
アフィリエイターの多くはGoogleの検索結果の上位を狙ってサイトを作りこみますので、これらに関する商品でアフィリエイトを展開している場合は、このようなアルゴリズムが組み込まれることで大きな影響を受けてしまいます。
ちなみに、ある健康サプリメントにおいては、これまで上位に表示されていたランキング系や比較系のサイトは殆どが検索結果の上位から姿を消し、上位はほぼメーカーの販売サイトや専門機関、大手通販のサイトが独占するようになっています。
また、検索結果も落ち着かず、2018年3月現在、刻々と変わっていますのでアルゴリズムも随時見直し・変更をしているのかもしれません。
医療・健康系ジャンルのアフィリエイトは敬遠するのが賢明
実際、健康器具や健康食品、健康サプリなどを扱う殆どのアフィリエイターがその影響を受けたようです。
ここ数ヶ月でアフィリエイト収入が激減した、10分の1になったというアフィリエイターのブログ記事も目立つようになりました。更新がピタリと止まったサイトもあります。
一方で、ある学会サイトのアクセス数が急激に増加したとの報告があります。
このようなことから、今後アフィリエイトのジャンルを選ぶ場合は、これら医療系・健康系のジャンルは、敬遠した方が良いと考えられます。
本来、これらのジャンルは、正確性を欠くと大きな事故にも繋がりかねません。専門家のサイトを優先すべきで、その方が結果的にユーザーにも高い満足が与えられると考えられます。時代の流れだと言えます。
他のジャンルは大丈夫か?
Googleによる今回のような対策は、医療や健康だけでなく今後様々な分野にも波及してくるかもしれません。
例えば、金融関係の商品で問題が起これば、そこに規制が入るかもしれません。
アフィリエイトネタのカテゴリには健康関連ではなく、その他にも仕事情報やインターネットサービス、結婚・恋愛、旅行、趣味などと様々なものがあります。
これからアフィリエイトをしようと思っている人もですが、健康・美容関連ネタで展開している人、していた人はこれらにシフトしていくのが賢明だと思われます。
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